知る
浄土真宗のみ教え
宗名
浄土真宗
宗祖
親鸞聖人
宗派
浄土真宗本願寺派
本山
龍谷山 本願寺(西本願寺)
本尊
阿弥陀如来あみだにょらい (南無阿弥陀仏なもあみだぶつ )
教義
阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きる
とき浄土にうまれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。
生活
親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を聞き、念仏を称えつつ、つねにわが身
をふりかえり、慚愧 (ざんぎ) と歓喜 (かんぎ) のうちに、現世祈祷などにたよることなく、
御恩報謝(ごおんほうしゃ)の生活を送る。
宗門
この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々の集う同朋教団(どうぼうきょうだん)
であり、人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝える教団である。それによって、自他ともに心
豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する。
親鸞聖人とは(1173-1263)
浄土真宗の開祖。藤原氏一族である日野有範の長男として生まれ、9歳の時に慈円について出家し、以後20年間、比叡山で修学する。
建仁元年(1201)29歳の時、比叡山を下りて六角堂に参籠し、聖徳太子の夢告により法然を訪ね、阿弥陀仏の本願に帰し、その門弟となったとされる。すべての人が同じくひとしく救われていく道として、念仏の教えを伝えていかれ、弘長2年11月28日、90年の生涯を終えられる。
主著『顕浄土真実教行証文類』のほか、『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』など数多い
阿弥陀如来とは
浄土真宗のご本尊。西方浄土にあって大悲の本願により一切衆生を平等に救済しつつある仏。浄土真宗の阿弥陀如来は、お立ち姿の仏さまで、少し前かがみに立っておられます。